[インデックス 10806] ファイルの概要
このコミットは、Go言語の公式ドキュメントの一部である doc/devel/weekly.html
ファイルにおける軽微な修正です。具体的には、URL内の誤って挿入された余分なドット(.
)を削除し、リンクの正確性を確保することを目的としています。
コミット
commit c5fce3310165eda30642a41ce43387a882900b0e
Author: Andrew Gerrand <adg@golang.org>
Date: Thu Dec 15 17:17:39 2011 +1100
doc: remove an errant dot.
Curses!
R=golang-dev, dsymonds
CC=golang-dev
https://golang.org/cl/5489048
GitHub上でのコミットページへのリンク
https://github.com/golang/go/commit/c5fce3310165eda30642a41ce43387a882900b0e
元コミット内容
このコミットの元の内容は、doc/devel/weekly.html
ファイル内のURLから、誤って追加されたドットを削除するというものです。コミットメッセージ「doc: remove an errant dot. Curses!」は、この修正が単純なタイポ修正であり、その誤りに対する軽い不満("Curses!")を表明しています。
変更の背景
この変更の背景は、ドキュメントの正確性とユーザビリティの向上にあります。ウェブサイトのURLに誤りがあると、ユーザーが正しい情報源にアクセスできなくなり、結果としてユーザーエクスペリエンスが損なわれます。特に、公式ドキュメントのような重要な情報源においては、リンクの正確性は極めて重要です。このコミットは、そのような小さな誤りであっても、ユーザーに与える影響を考慮し、迅速に修正されたものと考えられます。
前提知識の解説
- HTML (HyperText Markup Language): ウェブページの構造を定義するためのマークアップ言語です。このコミットで修正された
weekly.html
はHTMLファイルであり、ウェブブラウザで表示されるドキュメントです。 - URL (Uniform Resource Locator): インターネット上のリソース(ウェブページ、画像など)の場所を示すアドレスです。URLは特定の形式に従って記述され、その一部に誤りがあると、リソースにアクセスできなくなります。
- ドキュメントの正確性: ソフトウェア開発において、ドキュメントはコードと同様に重要です。正確で最新のドキュメントは、開発者がプロジェクトを理解し、効果的に作業するために不可欠です。特に、外部リソースへのリンクは、そのリソースが提供する情報へのゲートウェイとなるため、正確性が求められます。
- タイポ(Typo): タイプミスや誤植のことです。プログラミングやドキュメント作成において頻繁に発生し、小さなタイポが大きな問題を引き起こすこともあります。
技術的詳細
このコミットは、doc/devel/weekly.html
ファイル内の特定の行で発生したURLの誤りを修正しています。元のURLは http://weekly..golang.org/doc/go1.html#equality
でしたが、これは weekly.
と golang.org
の間に余分なドットが含まれています。
一般的なURLの構造において、ドメイン名(例: golang.org
)のサブドメイン(例: weekly
)とトップレベルドメイン(例: org
)の間には単一のドットが使用されます。weekly..golang.org
のように連続するドットは、通常、無効なドメイン名として扱われるか、意図しないリソースへのアクセスを試みる原因となります。
この修正は、この余分なドットを削除することで、URLを http://weekly.golang.org/doc/go1.html#equality
に変更し、正しいドメイン名とパスを形成しています。これにより、リンクが正しく機能し、ユーザーがGo 1のリリースノートの「equality」セクションに直接アクセスできるようになります。
コアとなるコードの変更箇所
変更は doc/devel/weekly.html
ファイルの1箇所のみです。
--- a/doc/devel/weekly.html
+++ b/doc/devel/weekly.html
@@ -22,7 +22,7 @@ This release includes language changes and changes to goinstall and gofmt.
Equality and inequality (== and !=) are now defined for struct and array
values, respectively, provided the elements of the data structures can
themselves be compared. See the Go 1 release notes for the details:
- http://weekly..golang.org/doc/go1.html#equality
+ http://weekly.golang.org/doc/go1.html#equality
The rune type is now an alias for int32 and character literals have the default
type of rune. Code that uses int where it should use rune will break.
コアとなるコードの解説
上記のdiffを見ると、doc/devel/weekly.html
ファイルの25行目(変更前)において、URL http://weekly..golang.org/doc/go1.html#equality
が http://weekly.golang.org/doc/go1.html#equality
に変更されています。
具体的には、weekly.
の直後にあった余分なドットが削除されています。この修正により、URLは有効な形式となり、Go 1のリリースノートの該当セクションへのリンクが正しく機能するようになります。これは、ドキュメントの品質を維持し、ユーザーが正確な情報にアクセスできるようにするための、シンプルながらも重要な修正です。
関連リンク
- Go言語公式ウェブサイト: https://golang.org/
- Go 1リリースノート (修正後のリンク先): http://weekly.golang.org/doc/go1.html#equality
参考にした情報源リンク
- Git diffの基本的な理解
- HTMLの基本的な構造とURLの記述方法
- ドメイン名とサブドメインの構造に関する一般的な知識
- Go言語の公式ドキュメントの構造に関する一般的な知識 (Goプロジェクトの慣習として)
- コミットメッセージの解析
- GitHubのコミットページ