Keyboard shortcuts

Press or to navigate between chapters

Press S or / to search in the book

Press ? to show this help

Press Esc to hide this help

[インデックス 12542] ファイルの概要

このコミットは、Go言語のツールである cmd/vet のドキュメントファイル src/cmd/vet/doc.go に含まれるタイポ(誤字)を修正するものです。doc.go ファイルは、go vet コマンドが提供するチェック機能について説明しており、特に Printf ファミリーの関数に関する記述が含まれています。

コミット

commit 1e374502f4dac4ed8248b892a39edf65a8fe0183
Author: Jeremy Jackins <jeremyjackins@gmail.com>
Date:   Fri Mar 9 11:21:01 2012 -0800

    cmd/vet: fix typo in documentation
    familiy -> family
    
    R=golang-dev, gri
    CC=golang-dev
    https://golang.org/cl/5783061

GitHub上でのコミットページへのリンク

https://github.com/golang/go/commit/1e374502f4dac4ed8248b892a39edf65a8fe0183

元コミット内容

このコミットの目的は、cmd/vet のドキュメント内のタイポを修正することです。具体的には、「familiy」という誤字を正しい「family」に修正しています。

変更の背景

この変更は、go vet ツールのドキュメントに含まれる単純なスペルミスを修正するために行われました。ドキュメントの正確性を保ち、読者が誤解することなく情報を理解できるようにすることが目的です。技術的な機能変更やバグ修正ではなく、純粋なドキュメントの品質向上を意図しています。

前提知識の解説

cmd/vet (Go vet) とは

go vet は、Go言語の標準ツールチェーンに含まれる静的解析ツールです。プログラムを実行することなく、コード内の疑わしい構造や潜在的なバグを報告します。例えば、Printf のような書式設定関数への呼び出しで、引数と書式指定文字列が一致しない場合などを検出します。これにより、開発者は実行時エラーにつながる可能性のある問題を早期に発見し、修正することができます。go vet は、Go言語のコード品質と信頼性を高める上で重要な役割を担っています。

Printf ファミリーとは

Go言語における「Printf ファミリー」とは、fmt パッケージ内で提供される、C言語の printf 関数に似た書式設定I/Oを提供する一連の関数の総称です。これらの関数は、書式指定文字列内の「動詞」(プレースホルダー)を使用して出力形式を制御します。

主な Printf ファミリーの関数には以下のようなものがあります。

  • fmt.Printf(format string, a ...any) (n int, err error): 書式指定に従って標準出力に書き込みます。
  • fmt.Sprintf(format string, a ...any) string: 書式指定に従って文字列を生成し、その結果の文字列を返します。出力は行いません。
  • fmt.Fprintf(w io.Writer, format string, a ...any) (n int, err error): 書式指定に従って指定された io.Writer (例: ファイル、ネットワーク接続) に書き込みます。

これらの関数は、ログ出力、デバッグ情報の表示、ユーザーへの整形されたメッセージの提供など、Goアプリケーションの様々な場面で利用されます。go vet は、これらの Printf ファミリーの関数が正しく使用されているかをチェックし、書式指定と引数の不一致などの問題を警告します。

技術的詳細

このコミットは、src/cmd/vet/doc.go ファイル内の単一の単語のスペルミスを修正するものです。具体的には、「familiy」という誤ったスペルを「family」という正しいスペルに修正しています。

この変更はドキュメントのテキストにのみ影響し、go vet ツールの機能や動作には一切影響を与えません。これは、コードのロジックやコンパイル結果に影響を与えるものではなく、純粋に人間が読むためのテキストの正確性を向上させるための変更です。このような小さな修正も、オープンソースプロジェクトの品質と保守性を維持する上で重要です。

コアとなるコードの変更箇所

--- a/src/cmd/vet/doc.go
+++ b/src/cmd/vet/doc.go
@@ -13,7 +13,7 @@ Available checks:
 
  1. Printf family
 
-Suspicious calls to functions in the Printf familiy, including any functions
+Suspicious calls to functions in the Printf family, including any functions
 with these names:
  	Print Printf Println
  	Fprint Fprintf Fprintln

コアとなるコードの解説

変更は src/cmd/vet/doc.go ファイルの16行目で行われています。

  • -Suspicious calls to functions in the Printf familiy, including any functions
    • これは変更前の行で、「familiy」という誤ったスペルが含まれています。
  • +Suspicious calls to functions in the Printf family, including any functions
    • これは変更後の行で、「family」という正しいスペルに修正されています。

この修正により、go vet のドキュメントがより正確になり、読者が「Printf family」という用語を正しく理解できるようになります。これは、go vetPrintf ファミリーの関数に対する疑わしい呼び出しをどのように検出するかを説明する文脈において、非常に重要な修正です。

関連リンク

参考にした情報源リンク

  • Go言語の cmd/vet に関する情報 (Web検索結果)
  • Go言語の Printf ファミリーに関する情報 (Web検索結果)
  • Go言語の fmt パッケージに関する公式ドキュメント (Web検索結果)