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[インデックス 13370] ファイルの概要

このコミットは、Go言語の公式ウェブサイトのフロントページに表示される「Featured video」のリンクと埋め込み動画を変更するものです。具体的には、以前の「Building integrated apps on Google's cloud platform with Go」という動画から、「A Tour of Go」という動画に差し替えられています。

コミット

commit dd6db9b7bacc9b4e5cd5075aedeb55701320c379
Author: Andrew Gerrand <adg@golang.org>
Date:   Fri Jun 22 10:22:01 2012 -0700

    doc: put A Tour of Go video on the front page
    
    R=golang-dev, bradfitz
    CC=golang-dev
    https://golang.org/cl/6337047

GitHub上でのコミットページへのリンク

https://github.com/golang/go/commit/dd6db9b7bacc9b4e5cd5075aedeb55701320c379

元コミット内容

doc: put A Tour of Go video on the front page

R=golang-dev, bradfitz
CC=golang-dev
https://golang.org/cl/6337047

変更の背景

このコミットの背景には、Go言語の普及と新規ユーザーの獲得戦略があります。Go言語は比較的新しい言語であり、その特徴や基本的な使い方を効率的に伝える必要がありました。以前の動画「Building integrated apps on Google's cloud platform with Go」は、Go言語がGoogle Cloud Platformでどのように活用できるかという、より専門的で応用的な内容でした。

しかし、Go言語の公式サイトのフロントページという、最も多くのユーザーが最初に訪れる場所においては、より広範な層、特にGo言語に初めて触れる人々に対して、言語の基本的な概念、構文、特徴を分かりやすく紹介するコンテンツが求められていました。「A Tour of Go」は、Go言語の基礎をインタラクティブに学べる公式のチュートリアルであり、その動画版をフロントページに配置することで、新規ユーザーがGo言語の世界にスムーズに入り込めるようにする意図があったと考えられます。これは、ユーザーエクスペリエンスの向上と、Go言語コミュニティの拡大に寄与する戦略的な変更と言えます。

前提知識の解説

このコミットを理解するためには、以下の前提知識が必要です。

  • HTML (HyperText Markup Language): ウェブページの構造を定義するためのマークアップ言語です。このコミットでは、doc/root.htmlというHTMLファイルが変更されています。HTMLは、見出し、段落、画像、リンク、動画などの要素を配置するために使用されます。
  • <iframe> タグ: HTMLの要素の一つで、現在のHTMLドキュメント内に別のHTMLドキュメントを埋め込むために使用されます。このコミットでは、YouTubeの動画をウェブページに埋め込むために<iframe>タグが使われています。src属性には埋め込むコンテンツのURLを指定し、widthheight属性で表示サイズを調整します。
  • YouTube埋め込みコード: YouTubeの動画をウェブサイトに表示させるためのHTMLコードです。通常、YouTubeが提供する埋め込みコードには、<iframe>タグが含まれており、動画のIDを含むURLがsrc属性に指定されます。
  • Go言語の公式ウェブサイトの構造: Go言語の公式ウェブサイトは、Go言語に関する情報、ドキュメント、ツールなどを提供する主要なハブです。doc/root.htmlは、そのウェブサイトのルート(フロントページ)を構成するHTMLファイルの一つであると推測されます。
  • バージョン管理システム (Git): ソースコードの変更履歴を管理するためのシステムです。このコミットはGitのコミットとして記録されており、変更内容、作者、日時などが含まれています。diffコマンドの出力は、ファイルの変更箇所を示します。

技術的詳細

このコミットは、doc/root.htmlという単一のHTMLファイルを変更しています。変更内容は非常にシンプルで、ウェブページに埋め込まれたYouTube動画のURLと、その動画へのリンクのURLを差し替えるものです。

具体的には、以下の2行が変更されています。

  1. 動画タイトルリンクの変更:

    • 変更前: <a class="title" href="http://www.youtube.com/watch?v=Mo1YKpIF1PQ">Building integrated apps on Google\'s cloud platform with Go</a>
    • 変更後: <a class="title" href="http://www.youtube.com/watch?v=ytEkHepK08c">A Tour of Go</a> この変更により、動画のタイトルとして表示されるテキストと、そのリンク先URLが更新されています。Mo1YKpIF1PQは以前の動画のYouTube IDであり、ytEkHepK08cが新しい動画「A Tour of Go」のYouTube IDです。
  2. 埋め込み動画のソースURLの変更:

    • 変更前: <iframe width="415" height="241" src="http://www.youtube.com/embed/Mo1YKpIF1PQ" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
    • 変更後: <iframe width="415" height="241" src="http://www.youtube.com/embed/ytEkHepK08c" frameborder="0" allowfullscreen></iframe> この変更により、<iframe>タグのsrc属性が更新され、ウェブページに実際に埋め込まれて再生される動画が「A Tour of Go」に切り替わっています。widthheight属性は変更されておらず、動画の表示サイズは維持されています。

この変更は、ウェブサイトのコンテンツ管理の一環として行われたものであり、HTMLの基本的な知識があれば容易に理解できる内容です。ウェブサイトのフロントエンドに直接影響を与える変更であり、ユーザーが最初に目にするコンテンツを更新する重要な意味合いを持っています。

コアとなるコードの変更箇所

--- a/doc/root.html
+++ b/doc/root.html
@@ -68,8 +68,8 @@ Linux, Mac OS X, Windows, and more.
 
 <div id="video">
 <div class="rootHeading">Featured video</div>
-<a class="title" href="http://www.youtube.com/watch?v=Mo1YKpIF1PQ">Building integrated apps on Google\'s cloud platform with Go</a>
-<iframe width="415" height="241" src="http://www.youtube.com/embed/Mo1YKpIF1PQ" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
+<a class="title" href="http://www.youtube.com/watch?v=ytEkHepK08c">A Tour of Go</a>
+<iframe width="415" height="241" src="http://www.youtube.com/embed/ytEkHepK08c" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
 </div>
 
 </div>

コアとなるコードの解説

このコードスニペットは、doc/root.htmlファイル内の<div id="video">セクションの変更を示しています。このセクションは、Go言語の公式ウェブサイトのフロントページに表示される「Featured video」(注目の動画)の表示を担当しています。

  • <div id="video">: 動画コンテンツを囲むコンテナ要素です。
  • <div class="rootHeading">Featured video</div>: 動画セクションの見出しです。
  • <a class="title" href="...">...</a>: これは動画のタイトルとして表示され、クリックするとYouTubeの動画ページに直接遷移するリンクです。
    • 変更前は、href属性がhttp://www.youtube.com/watch?v=Mo1YKpIF1PQを指し、リンクテキストは「Building integrated apps on Google's cloud platform with Go」でした。
    • 変更後は、href属性がhttp://www.youtube.com/watch?v=ytEkHepK08cを指し、リンクテキストは「A Tour of Go」に変更されています。これにより、リンク先と表示テキストが新しい動画に合わせて更新されました。
  • <iframe width="415" height="241" src="..." frameborder="0" allowfullscreen></iframe>: これはYouTube動画をウェブページに直接埋め込むための<iframe>要素です。
    • width="415"height="241"は、埋め込まれる動画プレーヤーのサイズをピクセル単位で指定しています。これらの値は変更されていません。
    • src属性は、埋め込む動画のソースURLを指定します。
      • 変更前は、http://www.youtube.com/embed/Mo1YKpIF1PQを指していました。
      • 変更後は、http://www.youtube.com/embed/ytEkHepK08cに変更されています。この変更が、実際にウェブページで再生される動画を切り替える主要な部分です。
    • frameborder="0"は、iframeの境界線を表示しないことを意味します。
    • allowfullscreenは、ユーザーが動画を全画面表示できることを許可します。

この変更は、ウェブサイトのコンテンツを動的に更新するのではなく、静的なHTMLファイルを直接編集することで行われています。これは、ウェブサイトのコンテンツ管理がシンプルで直接的な方法で行われていることを示唆しています。

関連リンク

参考にした情報源リンク