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[インデックス 16101] ファイルの概要

このコミットは、Go言語の公式ドキュメントの一部である doc/code.html ファイルにおけるタイポ(誤字)を修正するものです。具体的には、ドキュメント内のサンプルプログラムの出力例が、実際のプログラムのコードと一致していなかった点を修正しています。これにより、ドキュメントの正確性が向上し、読者が混乱する可能性が排除されました。

コミット

commit a8545355568ba49363cdc9c4d233075c2be8261d
Author: Andriy Lytvynov <lytvynov.a.v@gmail.com>
Date:   Thu Apr 4 11:11:54 2013 -0700

    doc/code.html: fix typos
    
    Fixed example program's output to match program's code.
    Fixes #5204.
    
    R=golang-dev, minux.ma
    CC=golang-dev
    https://golang.org/cl/8365043

GitHub上でのコミットページへのリンク

https://github.com/golang/go/commit/a8545355568ba49363cdc9c4d233075c2be8261d

元コミット内容

doc/code.html: fix typos

Fixed example program's output to match program's code.
Fixes #5204.

R=golang-dev, minux.ma
CC=golang-dev
https://golang.org/cl/8365043

変更の背景

この変更は、Go言語のドキュメント doc/code.html 内に存在する、サンプルコードとその実行結果の間に不整合があったために行われました。具体的には、ドキュメントに記載されているGoプログラムの出力が「Hello!」となっていたのに対し、実際のプログラムのコードは「Hello, world.」と出力するように書かれていました。この不一致は、ドキュメントを読んでいるユーザーにとって混乱の原因となる可能性がありました。

コミットメッセージにある「Fixes #5204」は、この変更がGoプロジェクトのIssueトラッカーで報告された問題5204を解決するものであることを示しています。ドキュメントの正確性を保ち、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、この修正が適用されました。

前提知識の解説

  • Go言語ドキュメント: Go言語は、そのシンプルさと効率性で知られるプログラミング言語です。公式ドキュメントは、言語の学習、APIリファレンス、ツールの使用方法など、Go開発者にとって不可欠な情報源です。これらのドキュメントは通常、HTML形式で提供され、ウェブブラウザを通じて閲覧されます。
  • HTML (HyperText Markup Language): ウェブページの構造を定義するための標準マークアップ言語です。このコミットで変更された doc/code.html は、HTMLファイルであり、Go言語のドキュメントの一部として機能します。
  • サンプルコードと出力例: プログラミング言語のドキュメントでは、概念を説明するために実際のコード例とその実行結果を提示することが一般的です。これにより、読者はコードがどのように動作するかを視覚的に理解しやすくなります。しかし、コードと出力例が一致しない場合、それは誤解を招き、学習の妨げとなります。
  • pre タグ: HTMLの <pre> タグは、整形済みテキスト(preformatted text)を表示するために使用されます。このタグ内のテキストは、通常、等幅フォントで表示され、空白や改行がそのまま保持されます。プログラミングコードやコマンドラインの出力例を表示する際によく用いられます。

技術的詳細

このコミットの技術的な詳細は、doc/code.html ファイル内の特定のHTML要素のテキストコンテンツを修正することに集約されます。

変更前は、doc/code.html 内の2箇所で、サンプルプログラムの出力が以下のように記述されていました。

<pre>
$ <b>$GOPATH/bin/hello</b>
Hello!
</pre>

および

<pre>
$ <b>hello</b>
Hello!
</pre>

しかし、このドキュメントで示されているGoプログラムの実際の出力は「Hello, world.」でした。この不一致を解消するため、コミットでは <pre> タグ内の出力文字列を「Hello!」から「Hello, world.」に修正しました。

これは、ドキュメントの整合性を保つための単純ながらも重要な修正です。ユーザーがドキュメントの指示に従ってプログラムを実行した際に、ドキュメントに記載されている出力と実際の出力が一致することで、混乱を避け、学習体験をスムーズにすることができます。

コアとなるコードの変更箇所

--- a/doc/code.html
+++ b/doc/code.html
@@ -234,7 +234,7 @@ You can now run the program by typing its full path at the command line:
 
 <pre>
 $ <b>$GOPATH/bin/hello</b>
-Hello!
+Hello, world.
 </pre>
 
 <p>
@@ -244,7 +244,7 @@ just type the binary name:
 
 <pre>
 $ <b>hello</b>
-Hello!
+Hello, world.
 </pre>
 
 <p>

コアとなるコードの解説

上記のdiffは、doc/code.html ファイルに対する変更を示しています。

  • --- a/doc/code.html は変更前のファイルを示し、+++ b/doc/code.html は変更後のファイルを示します。
  • @@ -234,7 +234,7 @@ および @@ -244,7 +244,7 @@ は、変更が行われたファイルの行番号と変更のコンテキストを示しています。
  • -Hello! の行は、変更前のファイルから削除された内容を示します。
  • +Hello, world. の行は、変更後のファイルに追加された内容を示します。

具体的には、このdiffは以下の2つの箇所で変更が行われたことを示しています。

  1. 236行目付近: $GOPATH/bin/hello コマンドの出力例が「Hello!」から「Hello, world.」に修正されました。
  2. 246行目付近: hello コマンド(環境変数PATHが設定されている場合)の出力例が「Hello!」から「Hello, world.」に修正されました。

これらの変更により、ドキュメント内のサンプルプログラムの出力例が、実際のGoプログラムの出力と完全に一致するようになりました。

関連リンク

参考にした情報源リンク

  • コミットメッセージ自体
  • GitHubのコミットページ
  • HTML <pre> タグに関する一般的な知識