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[インデックス 16176] ファイルの概要

このコミットは、Go言語の公式ドキュメント doc/go1.1.html 内の誤字(typo)を修正するものです。具体的には、math/big パッケージの Int 型に関する記述において、冗長な表現を削除しています。

コミット

  • コミットハッシュ: 0009210b2e76de9a873bb85474b6a9ab0cf0fb65
  • 作者: Stefan Nilsson snilsson@nada.kth.se
  • コミット日時: 2013年4月14日 (日) 09:22:57 +1000
  • コミットメッセージ:
    doc: fix typo
    
    R=golang-dev, dsymonds
    CC=golang-dev
    https://golang.org/cl/8729045
    
  • 変更ファイル: doc/go1.1.html
  • 変更内容: 1ファイル変更、1行追加、1行削除

GitHub上でのコミットページへのリンク

https://github.com/golang/go/commit/0009210b2e76de9a873bb85474b6a9ab0cf0fb65

元コミット内容

doc: fix typo

R=golang-dev, dsymonds
CC=golang-dev
https://golang.org/cl/8729045

変更の背景

このコミットは、Go 1.1のリリースノートまたはドキュメントの一部である doc/go1.1.html ファイル内の軽微な誤字を修正することを目的としています。ドキュメントの正確性と可読性を向上させるための、一般的なメンテナンス作業の一環です。特に、math/big パッケージの Int 型に新しいメソッドが追加されたことを説明する箇所で、表現の重複があったため、それを修正しています。

前提知識の解説

Go言語

Go(Golang)は、Googleによって開発されたオープンソースのプログラミング言語です。静的型付け、コンパイル型、並行処理に強い特徴を持ち、シンプルで効率的なコード記述を可能にします。システムプログラミング、Webサービス、ネットワークツールなど幅広い分野で利用されています。

math/big パッケージ

math/big パッケージは、Go言語の標準ライブラリの一部であり、任意精度の算術演算を提供します。通常のGoの組み込み整数型(int, int64など)は固定のビット幅を持つため、非常に大きな数や非常に小さな数を扱う場合には精度が失われたり、オーバーフローが発生したりする可能性があります。math/big パッケージは、このような制限を克服し、必要に応じてメモリを動的に割り当てて、任意の大きさの整数、有理数、浮動小数点数を正確に表現し、演算を行うことができます。

math/big パッケージの Int

math/big パッケージ内で定義されている Int 型は、任意精度の整数を表す構造体です。この型を使用することで、通常の int 型では表現できないような非常に大きな整数(例: 100桁以上の数)を扱うことが可能になります。Int 型は、加算、減算、乗算、除算、モジュロ演算、ビット演算など、様々な算術演算のためのメソッドを提供しています。

このコミットが修正しているのは、Int 型に MarshalJSON および UnmarshalJSON メソッドが追加されたことに関するドキュメントの記述です。これらのメソッドは、Int 型の値をJSON形式にエンコード(Marshal)およびデコード(Unmarshal)するために使用され、Goの構造体をJSONに変換する際に、Int 型のフィールドが適切に処理されるようにします。

技術的詳細

修正された箇所は、doc/go1.1.htmlmath/big パッケージに関する説明部分です。元の記述は以下のようになっていました。

The <a href="/pkg/math/big/"><code>math/big</code></a> package's
<a href="/pkg/math/big/#Int"><code>Int</code></a> type now has
now has methods
<a href="/pkg/math/big/#Int.MarshalJSON"><code>MarshalJSON</code></a>
and

ここで、「Int type now has now has methods」という部分が問題でした。「now has」が二重に記述されており、文法的に誤りであり、冗長です。このコミットは、最初の「now has」を削除することで、この誤字を修正し、より自然な英語の表現にしています。

修正後の記述は以下のようになります。

The <a href="/pkg/math/big/"><code>math/big</code></a> package's
<a href="/pkg/math/big/#Int"><code>Int</code></a> type
now has methods
<a href="/pkg/math/big/#Int.MarshalJSON"><code>MarshalJSON</code></a>
and

これにより、「Int type now has methods」となり、意味が明確で正しい表現になります。これは、ドキュメントの品質を維持するための小さな、しかし重要な修正です。

コアとなるコードの変更箇所

--- a/doc/go1.1.html
+++ b/doc/go1.1.html
@@ -836,7 +836,7 @@ for OS-specific logging features.
 
 <li>
 The <a href="/pkg/math/big/"><code>math/big</code></a> package's
-<a href="/pkg/math/big/#Int"><code>Int</code></a> type now has
+<a href="/pkg/math/big/#Int"><code>Int</code></a> type
 now has methods
 <a href="/pkg/math/big/#Int.MarshalJSON"><code>MarshalJSON</code></a>
 and

コアとなるコードの解説

上記のdiffを見ると、doc/go1.1.html ファイルの838行目付近が変更されています。

  • -<a href="/pkg/math/big/#Int"><code>Int</code></a> type now has
    • これは変更前の行です。Int 型の後に「now has」という記述があります。
  • +<a href="/pkg/math/big/#Int"><code>Int</code></a> type
    • これは変更後の行です。Int 型の後の「now has」が削除されています。

この変更により、続く行の「now has methods」と合わせて、「Int type now has methods」という正しい文が構成されるようになります。これはHTMLドキュメント内のテキストコンテンツの修正であり、Go言語のソースコードや機能そのものには影響を与えません。

関連リンク

参考にした情報源リンク

  • Go言語公式ドキュメント
  • Go言語のGitHubリポジトリ
  • math/big パッケージのGoDoc