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[インデックス 18878] ファイルの概要

このコミットは、GoプロジェクトのCONTRIBUTORSファイルに新しい貢献者であるRui Ueyama氏を追加するものです。これは、技術的なコード変更ではなく、プロジェクトの管理と貢献者の記録に関する変更です。

コミット

C: add Rui Ueyama (Google CLA)

LGTM=iant
R=golang-codereviews, iant
CC=golang-codereviews
https://golang.org/cl/76930044

GitHub上でのコミットページへのリンク

https://github.com/golang/go/commit/63f4e4a14b26625d0918944e597f9d7f4055cdaa

元コミット内容

C: add Rui Ueyama (Google CLA)

LGTM=iant
R=golang-codereviews, iant
CC=golang-codereviews
https://golang.org/cl/76930044

変更の背景

このコミットの背景は、Rui Ueyama氏がGoプロジェクトへの貢献を開始するにあたり、GoogleのContributor License Agreement (CLA) に署名したため、その記録としてCONTRIBUTORSファイルに氏名とメールアドレスを追加する必要があったためです。オープンソースプロジェクトでは、貢献者がコードを提出する前に、その貢献がプロジェクトのライセンスと互換性があることを保証するためにCLAへの署名を求めることがよくあります。これにより、プロジェクトの知的財産権が保護され、将来的なライセンス問題を防ぐことができます。

前提知識の解説

Contributor License Agreement (CLA)

Contributor License Agreement (CLA) は、個人または企業がオープンソースプロジェクトに貢献する際に、その貢献の著作権をプロジェクトの所有者(または指定された団体)に譲渡するか、またはプロジェクトのライセンスの下で利用することを許可する法的な合意書です。

  • 目的:
    • 知的財産権の明確化: 貢献されたコードの著作権が誰に帰属するかを明確にし、将来的な著作権侵害の訴訟リスクを軽減します。
    • ライセンスの統一性: プロジェクト全体で単一のライセンスを維持することを可能にし、異なるライセンスのコードが混在することによる複雑さを回避します。
    • 再ライセンスの可能性: プロジェクトの所有者が将来的にプロジェクトのライセンスを変更する際に、貢献されたコードを新しいライセンスの下で再ライセンスする権利を確保します。これは、特に企業が支援するプロジェクトで重要です。
  • Google CLA: Googleが支援する多くのオープンソースプロジェクト(Go、Chromium、Androidなど)では、貢献者にGoogle CLAへの署名を求めています。これにより、Googleは貢献されたコードをGoogleの製品やサービスに組み込む際の法的リスクを管理し、プロジェクトの長期的な健全性を確保しています。

CONTRIBUTORSファイル

多くのオープンソースプロジェクトには、プロジェクトに貢献した人々の名前をリストアップするCONTRIBUTORSまたはAUTHORSといったファイルが存在します。

  • 目的:
    • 貢献者の認識: プロジェクトに貢献した人々を公式に認識し、感謝の意を表します。
    • 透明性: プロジェクトの成長と発展に誰が関わったかを示す透明性を提供します。
    • 歴史的記録: プロジェクトの進化における重要なマイルストーンとして、貢献者の参加を記録します。

このコミットは、Rui Ueyama氏がGoプロジェクトに貢献するための前提条件を満たし、その事実をプロジェクトの公式記録に反映させるためのものです。

技術的詳細

このコミットは、Go言語のランタイムやコンパイラといったコアな部分に技術的な変更を加えるものではありません。純粋に、プロジェクトのメタデータファイルであるCONTRIBUTORSファイルに新しい行を追加するテキスト変更です。

変更内容は以下の通りです。

  1. CONTRIBUTORSファイルを開く。
  2. 既存の貢献者リストの適切な位置(通常はアルファベット順)に、新しい貢献者の名前とメールアドレスを含む行を追加する。
  3. ファイルを保存する。

この種の変更は、ソフトウェア開発における「コード」の変更とは異なり、プロジェクトのガバナンスや管理に関連するものです。しかし、オープンソースプロジェクトの健全な運営には不可欠なプロセスの一部です。

コアとなるコードの変更箇所

--- a/CONTRIBUTORS
+++ b/CONTRIBUTORS
@@ -476,6 +476,7 @@ Roger Peppe <rogpeppe@gmail.com>
 Ron Minnich <rminnich@gmail.com>
 Ross Light <rlight2@gmail.com>
 Rowan Worth <sqweek@gmail.com>
+Rui Ueyama <ruiu@google.com>
 Russ Cox <rsc@golang.org>
 Ryan Barrett <ryanb@google.com>
 Ryan Hitchman <hitchmanr@gmail.com>

コアとなるコードの解説

上記の差分は、CONTRIBUTORSファイルに対する唯一の変更を示しています。具体的には、476行目の後に新しい行が追加されています。

+Rui Ueyama <ruiu@google.com>

この行は、新しい貢献者であるRui Ueyama氏の名前と、Googleのメールアドレス(ruiu@google.com)をCONTRIBUTORSファイルに追加しています。このファイルはアルファベット順にソートされているため、Rowan Worthの後にRui Ueyamaが追加され、その後にRuss Coxが続く形になっています。

この変更は、Goプロジェクトのソースコードやビルドプロセス、ランタイムの動作に何ら影響を与えるものではありません。これは、プロジェクトの公式な貢献者リストを更新するための、単純なデータ追加操作です。

関連リンク

参考にした情報源リンク