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ORD 28: 阿久根東郷線は並行在来線問題の補償として整備された

九州新幹線建設にあたって、並行在来線問題が発生した。阿久根市は新幹線駅が設置されないため、在来線の第三セクター化に反対の立場だった。並行在来線の第三セクター化を認める見返りとして県がいくつかの振興策を行うことで阿久根市は合意した。その経緯で、70年放置されてきた阿久根東郷線は整備されたという。

ほかの路線と比べて難所が多く、高級なインフラがかけられているのがわかる。市街地の立体交差、登坂車線、長大トンネル、谷を渡る長大橋、大規模な掘割など。

『九州新幹線建設における並行在来線問題の政治過程-八代-川内間の経営分離をめぐって-』から

関連

なし。