[インデックス 14463] ファイルの概要

このコミットは、Go言語のコマンドラインツールcmd/go内のget.goファイルにおけるコメントのタイポ修正に関するものです。具体的には、downloadPathという関数名がdownloadPathsと複数形に修正されています。

コミット

commit 9017765a8296238020e848addc0c0dc672f974f6
Author: Ian Lance Taylor <iant@golang.org>
Date:   Sat Nov 24 11:25:17 2012 -0800

    cmd/go: fix typo in comment
    
    Fixes #4432.
    
    R=golang-dev, minux.ma
    CC=golang-dev
    https://golang.org/cl/6858064

GitHub上でのコミットページへのリンク

https://github.com/golang/go/commit/9017765a8296238020e848addc0c0dc672f974f6

元コミット内容

cmd/go: fix typo in comment

Fixes #4432.

R=golang-dev, minux.ma
CC=golang-dev
https://golang.org/cl/6858064

この変更は、src/cmd/go/get.goファイル内のコメントに存在するタイポ（誤字）を修正することを目的としています。具体的には、downloadPathという単数形になっていた関数名が、実際の関数が複数のパスを扱うことを示唆するdownloadPathsという複数形に修正されました。このようなコメントの修正は、コードの可読性と正確性を向上させ、将来の開発者がコードの意図をより正確に理解するのに役立ちます。コミットメッセージにあるFixes #4432は、この変更が特定のイシュー（問題）を解決したことを示していますが、現在のGitHubリポジトリでは該当するイシューが見つかりませんでした。これは、イシュー番号が古い、または内部的なトラッキングシステムのものである可能性を示唆しています。

前提知識の解説

Go言語 (golang): Googleによって開発されたオープンソースのプログラミング言語です。シンプルさ、信頼性、効率性を重視しており、特に並行処理に強みを持っています。
cmd/go: Go言語の標準ツールチェーンの一部であるgoコマンドの実装が含まれるディレクトリです。go build, go run, go getなど、Go開発者が日常的に使用するコマンドのロジックがここにあります。
go getコマンド: 外部のGoパッケージやモジュールをダウンロードし、インストールするために使用されるコマンドです。例えば、go get github.com/some/packageと実行すると、指定されたGitHubリポジトリからパッケージが取得され、Goのワークスペースに配置されます。
コメント: プログラミング言語において、コードの動作には影響を与えず、人間がコードを理解しやすくするために記述されるテキストです。コードの意図、アルゴリズム、特定の設計上の決定などを説明するために用いられます。
タイポ (Typo): タイプミス、誤字のことです。プログラミングにおいては、変数名、関数名、コメントなどに含まれるスペルミスを指します。

技術的詳細

このコミットは、src/cmd/go/get.goファイル内の93行目にあるコメントの修正のみを行っています。変更前は// downloadPath prepares the list of paths to pass to download.と記述されていましたが、変更後は// downloadPaths prepares the list of paths to pass to download.となっています。

この修正は、コードの機能には一切影響を与えません。これは純粋にコメントの正確性を高めるための変更です。downloadPathsという関数は、ダウンロードするパスのリストを準備する役割を担っており、その名前が複数形であるPathsであることが、複数のパスを扱うという関数の性質をより正確に反映しています。コメントが関数の実際の動作と一致することで、コードベース全体の整合性が保たれ、将来のメンテナンスや機能拡張の際に開発者が混乱するのを防ぎます。

コアとなるコードの変更箇所

--- a/src/cmd/go/get.go
+++ b/src/cmd/go/get.go
@@ -93,7 +93,7 @@ func runGet(cmd *Command, args []string) {
 	runInstall(cmd, args)
 }
 
-// downloadPath prepares the list of paths to pass to download.
+// downloadPaths prepares the list of paths to pass to download.
 // It expands ... patterns that can be expanded.  If there is no match
 // for a particular pattern, downloadPaths leaves it in the result list,
 // in the hope that we can figure out the repository from the

コアとなるコードの解説

上記の差分は、src/cmd/go/get.goファイルの93行目における変更を示しています。

- // downloadPath prepares the list of paths to pass to download.
- これは変更前のコメント行です。downloadPathという単数形が使用されています。
+ // downloadPaths prepares the list of paths to pass to download.
- これは変更後のコメント行です。downloadPathsという複数形に修正されています。

この変更は、downloadPathsという関数が単一のパスではなく、複数のパスのリストを処理する役割を持っていることを、コメントでより明確に表現するためのものです。コメントの修正は、コードの動作自体には影響を与えませんが、コードの意図を正確に伝える上で非常に重要です。

参考にした情報源リンク

コミットデータ: /home/orange/Project/comemo/commit_data/14463.txt
GitHubコミットページ: https://github.com/golang/go/commit/9017765a8296238020e848addc0c0dc672f974f6
Go言語公式ドキュメント (一般的な情報源として)
go getコマンドに関する情報 (一般的な情報源として)
Gerrit Code Review (一般的な情報源として)

comemo