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[インデックス 14816] ファイルの概要

コミット

  • コミットハッシュ: 41f32e0dffc3d72d223525d95a6be35dce5ffa9a
  • 作者: Caleb Spare cespare@gmail.com
  • コミット日時: 2013年1月6日 (日) 22:44:16 -0500

GitHub上でのコミットページへのリンク

https://github.com/golang/go/commit/41f32e0dffc3d72d223525d95a6be35dce5ffa9a

元コミット内容

doc: two minor edits to contribute.html

- Missing parenthesis
- Fix bad phrasing

R=golang-dev, rsc
CC=golang-dev
https://golang.org/cl/7063048

変更の背景

このコミットは、Go言語プロジェクトの公式ドキュメントの一部である doc/contribute.html ファイルに対する軽微な修正を目的としています。具体的には、以下の2つの問題が修正されました。

  1. 括弧の欠落: ドキュメント内の特定の箇所で、文法的に必要な閉じ括弧が欠落しており、読者に混乱を与える可能性がありました。
  2. 不適切な表現の修正: ドキュメント内の別の箇所で、表現が不明瞭または不自然であったため、より明確で自然な表現に修正されました。

これらの変更は、Goプロジェクトへの貢献方法を説明するドキュメントの品質と可読性を向上させることを目的としています。ドキュメントは、新規貢献者がプロジェクトに参加する際の重要なガイドとなるため、その正確性と明瞭性は非常に重要です。

前提知識の解説

doc/contribute.html とは

doc/contribute.html は、Go言語プロジェクトに貢献するための公式ガイドラインを記述したHTMLドキュメントです。このファイルは、Goプロジェクトのソースコードリポジトリ内に存在し、Goの公式ウェブサイト(golang.org)を通じて公開されています。 このドキュメントには、以下のような情報が含まれています。

  • Goプロジェクトのコードレビュープロセス
  • 変更を提出するための手順(git-cl などのツール使用方法)
  • Googleアカウントを使用した認証
  • CONTRIBUTORS ファイルと AUTHORS ファイルの役割

Go言語の貢献プロセス

Go言語プロジェクトへの貢献は、一般的に以下のステップで行われます。

  1. 問題の特定または機能の提案: バグ報告、機能要望、または改善点の提案。
  2. コードの変更: 提案された変更を実装。
  3. テストの記述: 変更が正しく機能し、既存の機能を破壊しないことを確認するためのテスト。
  4. コードレビュー: 変更をGoチームのメンバーにレビューしてもらう。Goプロジェクトでは、Gerritベースのコードレビューシステムが使用されており、golang.org/cl/ のようなURLで個々の変更リスト(Change List: CL)が管理されます。
  5. コミット: レビューが承認された後、変更がメインリポジトリにコミットされる。

CONTRIBUTORSAUTHORS ファイル

Goプロジェクトには、CONTRIBUTORSAUTHORS という2つの重要なファイルが存在します。

  • CONTRIBUTORS: Goプロジェクトにコードやドキュメントなどで貢献した「人々」の名前がリストされています。これは、プロジェクトに貢献した個人を認識するためのものです。
  • AUTHORS: 「The Go Authors」という著作権保持者を定義するファイルです。これは、Goプロジェクトのコードベース全体の著作権に関する法的情報を保持しています。

このコミットで修正された箇所は、これらのファイルに関する説明の一部であり、その重要性から正確な記述が求められます。

技術的詳細

このコミットは、HTMLドキュメント内のテキストコンテンツに対する直接的な修正です。技術的には、HTMLの構文やセマンティクスに大きな変更を加えるものではなく、主にテキストの正確性と可読性を向上させるためのものです。

具体的には、以下の2つの変更が行われました。

  1. 閉じ括弧の追加:

    • 変更前: you can use it to sign in to the code review server.
    • 変更後: you can use it to sign in to the code review server.)
    • これは、直前の文脈(If you can use the account to <a href="...">sign in at google.com</a>,)から続く括弧のペアを完成させるための修正です。これにより、文の構造が明確になり、読者が意図を正確に理解できるようになります。
  2. 表現の修正:

    • 変更前: the <a href="/AUTHORS"><code>AUTHORS</code></a> file, which defines
    • 変更後: the <a href="/AUTHORS"><code>AUTHORS</code></a> file defines
    • この修正は、「which defines」という句を削除し、「defines」を直接動詞として使用することで、文をより簡潔かつ直接的にしています。元の表現は冗長であり、特に技術ドキュメントにおいては、簡潔で直接的な表現が好まれます。

これらの変更は、HTMLの基本的なテキスト編集であり、特別なプログラミング言語やフレームワークの知識を必要としません。しかし、ドキュメントの品質を維持するためには、このような細かな修正も重要です。

コアとなるコードの変更箇所

diff --git a/doc/contribute.html b/doc/contribute.html
index dd317a51ff..94409a80bf 100644
--- a/doc/contribute.html
+++ b/doc/contribute.html
@@ -121,7 +121,7 @@ will show documentation for its commands.
 The code review server uses a Google Account to authenticate.
 (If you can use the account to
 <a href="https://www.google.com/accounts/Login?hl=en&amp;continue=http://www.google.com/">sign in at google.com</a>,
-you can use it to sign in to the code review server.
+you can use it to sign in to the code review server.)
 The email address you use on the Code Review site
 will be recorded in the <a href="http://code.google.com/p/go/source/list">Mercurial change log</a>
 and in the <a href="/CONTRIBUTORS"><code>CONTRIBUTORS</code></a> file.
@@ -502,7 +502,7 @@ and perhaps the <a href="/AUTHORS"><code>AUTHORS</code></a> file.
 
 <p>The <a href="/CONTRIBUTORS"><code>CONTRIBUTORS</code></a> file
 defines who the Go contributors&mdash;the people&mdash;are;
-the <a href="/AUTHORS"><code>AUTHORS</code></a> file, which defines
+the <a href="/AUTHORS"><code>AUTHORS</code></a> file defines
 who &ldquo;The Go Authors&rdquo;&mdash;the copyright holders&mdash;are.
 The Go developers at Google will update these files when submitting
 your first change.

コアとなるコードの解説

上記のdiffは、doc/contribute.html ファイルに対する2つの変更を示しています。

  1. 121行目付近の変更:

    • -you can use it to sign in to the code review server. (削除行)
    • +you can use it to sign in to the code review server.) (追加行)
    • この変更は、文末に閉じ括弧 ) を追加しています。これにより、前の文(If you can use the account to sign in at google.com,)から続く括弧のペアが完成し、文法的な正確性が向上しました。これは、Googleアカウントを使用してコードレビューサーバーにサインインできることに関する説明の一部です。
  2. 502行目付近の変更:

    • -the <a href="/AUTHORS"><code>AUTHORS</code></a> file, which defines (削除行)
    • +the <a href="/AUTHORS"><code>AUTHORS</code></a> file defines (追加行)
    • この変更は、「, which」という句を削除しています。これにより、文が「the AUTHORS file defines」となり、より直接的で簡潔な表現になりました。これは、CONTRIBUTORS ファイルと AUTHORS ファイルの役割を説明する段落の一部です。AUTHORS ファイルが著作権保持者である「The Go Authors」を定義していることを明確に述べています。

これらの変更は、Goプロジェクトのドキュメントの品質と明瞭性を向上させるための、細かではあるが重要な修正です。

関連リンク

参考にした情報源リンク