[インデックス 19572] ファイルの概要
このコミットは、Goプログラミング言語のバージョン1.3のリリースを公式にタグ付けするものです。これは、特定のコミットを「Go 1.3」としてマークし、その時点のコードベースがGo 1.3の安定版であることを示すバージョン管理上の操作です。
コミット
tag go1.3
LGTM=minux
R=golang-codereviews, minux
CC=golang-codereviews
https://golang.org/cl/107200043
GitHub上でのコミットページへのリンク
https://github.com/golang/go/commit/c97ea6bead1b8b415fe5110744b63b050e765b6c
元コミット内容
commit c97ea6bead1b8b415fe5110744b63b050e765b6c
Author: Andrew Gerrand <adg@golang.org>
Date: Thu Jun 19 11:21:35 2014 +1000
tag go1.3
LGTM=minux
R=golang-codereviews, minux
CC=golang-codereviews
https://golang.org/cl/107200043
---
.hgtags | 3 ++-
1 file changed, 2 insertions(+), 1 deletion(-)
diff --git a/.hgtags b/.hgtags
index 8d9e6e0b62..aaa5234b52 100644
--- a/.hgtags
+++ b/.hgtags
@@ -126,8 +126,9 @@ b3d5a20b070a92da2458c5788694d1359b353f4a go1.2rc5
87dea3f5ebe7510998c84dbeeec89382b7d42f9c go1.2
0ddbdc3c7ce27e66508fe58ab81ff29324786026 go1.2.1
9c4fdd8369ca4483fbed1cb8e67f02643ca10f79 go1.2.2
-9c4fdd8369ca4483fbed1cb8e67f02643ca10f79 release
f8b50ad4cac4d4c4ecf48324b4f512f65e82cc1c go1.3beta1
9e1652c32289c164126b6171f024afad5665fc9e go1.3beta2
9d5451df4e53acc58a848005b7ec3a24c4b6050c go1.3rc1
3f66a43d5180052e2e1e38d979d1aa5ad05b21f9 go1.3rc2
+9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 go1.3
+9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 release
変更の背景
このコミットは、Go 1.3の正式リリースの一環として行われました。ソフトウェア開発において、特定の安定したバージョンをリリースする際には、その時点のコードベースに永続的なマーク(タグ)を付けることが一般的です。これにより、後からいつでもその正確なバージョンのコードを取得し、ビルドし、参照することが可能になります。
Goプロジェクトでは、メジャーリリースごとにこのようなタグ付けが行われます。Go 1.3は、Go言語の重要なマイルストーンであり、パフォーマンスの向上、ツールの改善、言語仕様の微調整など、多くの新機能と変更が含まれていました。このコミットは、これらの開発が完了し、Go 1.3が一般利用可能になったことを公式に宣言するものです。
前提知識の解説
バージョン管理システムにおける「タグ」
バージョン管理システム(VCS)において、「タグ(tag)」とは、リポジトリの特定の時点に永続的な参照を付ける機能です。これは、ブランチのようにコードが進化するものではなく、特定のコミットのスナップショットに名前を付けるようなものです。
- 目的: 主にソフトウェアのリリースバージョン(例: v1.0, v2.1)をマークするために使用されます。これにより、後から特定のリリースバージョンのコードを簡単にチェックアウトしたり、参照したりできます。
- 種類:
- 軽量タグ (Lightweight Tags): 単なるコミットへのポインタで、ブランチのようなものです。
- アノテートタグ (Annotated Tags): タグ付けした人、日付、メッセージなどのメタデータを含む完全なオブジェクトです。リリースをマークする際には、通常アノテートタグが推奨されます。
- Gitにおけるタグ: Gitでは
git tag <tagname> <commit-hash>
のようにしてタグを作成します。アノテートタグは-a
オプションを使用します。
Mercurialと.hgtags
Goプロジェクトは、かつてMercurialという分散型バージョン管理システムを使用していました。Mercurialには、Gitのタグに相当する機能がありますが、そのタグ情報はリポジトリ内の .hgtags
というファイルに記録されるという特徴がありました。このファイルは、コミットハッシュとそれに対応するタグ名のペアを格納しています。
Goプロジェクトは後にGitに移行しましたが、歴史的な理由や互換性のために、一部の古いリポジトリやツールでは .hgtags
ファイルが引き続き存在したり、参照されたりすることがあります。このコミットの差分に .hgtags
が含まれているのは、GoプロジェクトがMercurialからGitへの移行期にあったか、あるいはMercurialのタグ情報をGitリポジトリに同期させるためのメカニズムの一部であったことを示唆しています。
Goのリリースサイクル
Go言語は、通常6ヶ月ごとにメジャーリリースを行います。各リリースには、新機能、パフォーマンスの改善、バグ修正などが含まれます。リリースプロセスは、ベータ版、リリース候補版(RC)を経て、最終的な安定版がリリースされます。このコミットは、その最終的な安定版のリリースをマークするものです。
技術的詳細
このコミットの技術的な本質は、バージョン管理システムにおける「タグ付け」操作です。具体的には、Go 1.3のリリースに対応するコミットハッシュ 9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4
に対して、go1.3
と release
という2つのタグを関連付けています。
差分を見ると、変更は .hgtags
ファイルに対して行われています。
このファイルはMercurialのタグ情報を格納するためのものであり、GoプロジェクトがGitに移行した後も、過去のリリース履歴を保持するため、あるいはMercurialとの互換性を維持するために使用されていた可能性があります。
追加された行は以下の通りです。
9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 go1.3
9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 release
これは、コミットハッシュ 9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4
が go1.3
という名前のタグと、汎用的な release
という名前のタグの両方に関連付けられたことを意味します。release
タグは、常に最新の安定版リリースを指すように更新されることが多いです。
削除された行 9c4fdd8369ca4483fbed1cb8e67f02643ca10f79 release
は、以前の release
タグが指していたコミットハッシュ 9c4fdd8369ca4483fbed1cb8e67f02643ca10f79
が、Go 1.3のリリースに伴い、新しいコミットハッシュに更新されたことを示しています。これは、release
タグが常に最新の安定版を指すという慣習に従ったものです。
このコミット自体はGo言語のコードベースに直接的な機能変更を加えるものではなく、プロジェクトのバージョン管理とリリース管理のプロセスの一部です。
コアとなるコードの変更箇所
変更は単一のファイル .hgtags
に限定されています。
--- a/.hgtags
+++ b/.hgtags
@@ -126,8 +126,9 @@ b3d5a20b070a92da2458c5788694d1359b353f4a go1.2rc5
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-9c4fdd8369ca4483fbed1cb8e67f02643ca10f79 release
f8b50ad4cac4d4c4ecf48324b4f512f65e82cc1c go1.3beta1
9e1652c32289c164126b6171f024afad5665fc9e go1.3beta2
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+9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 go1.3
+9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 release
コアとなるコードの解説
この変更は、.hgtags
ファイルに2行を追加し、1行を削除しています。
-
追加された行:
9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 go1.3
: これは、Go 1.3のリリースに対応するコミットハッシュ9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4
にgo1.3
というタグを関連付けています。これにより、この特定のコミットがGo 1.3の公式リリースであることを明示します。9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 release
: 同じコミットハッシュにrelease
という汎用的なタグも関連付けています。このrelease
タグは、通常、プロジェクトの最新の安定版リリースを指すために使用されます。
-
削除された行:
9c4fdd8369ca4483fbed1cb8e67f02643ca10f79 release
: 以前のrelease
タグが指していたコミットハッシュ9c4fdd8369ca4483fbed1cb8e67f02643ca10f79
を削除しています。これは、release
タグのポインタをGo 1.3のコミットに更新するためです。
この変更は、Goプロジェクトのバージョン管理戦略の一部であり、特定のリリースバージョンを明確に識別し、追跡可能にするために不可欠です。
関連リンク
- Go 1.3 リリースノート: Go 1.3で導入された新機能や変更点の詳細については、公式リリースノートを参照してください。
- Go Code Review (CL): このコミットに関連するGoのコードレビューシステム上の変更リスト。
参考にした情報源リンク
- https://go.dev/doc/go1.3
- https://golang.org/cl/107200043
- Git Documentation on Tags: https://git-scm.com/book/en/v2/Git-Basics-Tagging
- Mercurial Documentation on Tags: https://www.mercurial-scm.org/wiki/Tag
- Go Blog - Go 1.3 is released: https://go.dev/blog/go1.3```
[インデックス 19572] ファイルの概要
このコミットは、Goプログラミング言語のバージョン1.3のリリースを公式にタグ付けするものです。これは、特定のコミットを「Go 1.3」としてマークし、その時点のコードベースがGo 1.3の安定版であることを示すバージョン管理上の操作です。
コミット
tag go1.3
LGTM=minux
R=golang-codereviews, minux
CC=golang-codereviews
https://golang.org/cl/107200043
GitHub上でのコミットページへのリンク
https://github.com/golang/go/commit/c97ea6bead1b8b415fe5110744b63b050e765b6c
元コミット内容
commit c97ea6bead1b8b415fe5110744b63b050e765b6c
Author: Andrew Gerrand <adg@golang.org>
Date: Thu Jun 19 11:21:35 2014 +1000
tag go1.3
LGTM=minux
R=golang-codereviews, minux
CC=golang-codereviews
https://golang.org/cl/107200043
---
.hgtags | 3 ++-
1 file changed, 2 insertions(+), 1 deletion(-)
diff --git a/.hgtags b/.hgtags
index 8d9e6e0b62..aaa5234b52 100644
--- a/.hgtags
+++ b/.hgtags
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+9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 go1.3
+9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 release
変更の背景
このコミットは、Go 1.3の正式リリースの一環として行われました。ソフトウェア開発において、特定の安定したバージョンをリリースする際には、その時点のコードベースに永続的なマーク(タグ)を付けることが一般的です。これにより、後からいつでもその正確なバージョンのコードを取得し、ビルドし、参照することが可能になります。
Goプロジェクトでは、メジャーリリースごとにこのようなタグ付けが行われます。Go 1.3は、Go言語の重要なマイルストーンであり、パフォーマンスの向上、ツールの改善、言語仕様の微調整など、多くの新機能と変更が含まれていました。このコミットは、これらの開発が完了し、Go 1.3が一般利用可能になったことを公式に宣言するものです。
前提知識の解説
バージョン管理システムにおける「タグ」
バージョン管理システム(VCS)において、「タグ(tag)」とは、リポジトリの特定の時点に永続的な参照を付ける機能です。これは、ブランチのようにコードが進化するものではなく、特定のコミットのスナップショットに名前を付けるようなものです。
- 目的: 主にソフトウェアのリリースバージョン(例: v1.0, v2.1)をマークするために使用されます。これにより、後から特定のリリースバージョンのコードを簡単にチェックアウトしたり、参照したりできます。
- 種類:
- 軽量タグ (Lightweight Tags): 単なるコミットへのポインタで、ブランチのようなものです。
- アノテートタグ (Annotated Tags): タグ付けした人、日付、メッセージなどのメタデータを含む完全なオブジェクトです。リリースをマークする際には、通常アノテートタグが推奨されます。
- Gitにおけるタグ: Gitでは
git tag <tagname> <commit-hash>
のようにしてタグを作成します。アノテートタグは-a
オプションを使用します。
Mercurialと.hgtags
Goプロジェクトは、かつてMercurialという分散型バージョン管理システムを使用していました。Mercurialには、Gitのタグに相当する機能がありますが、そのタグ情報はリポジトリ内の .hgtags
というファイルに記録されるという特徴がありました。このファイルは、コミットハッシュとそれに対応するタグ名のペアを格納しています。
Goプロジェクトは後にGitに移行しましたが、歴史的な理由や互換性のために、一部の古いリポジトリやツールでは .hgtags
ファイルが引き続き存在したり、参照されたりすることがあります。このコミットの差分に .hgtags
が含まれているのは、GoプロジェクトがMercurialからGitへの移行期にあったか、あるいはMercurialのタグ情報をGitリポジトリに同期させるためのメカニズムの一部であったことを示唆しています。
Goのリリースサイクル
Go言語は、通常6ヶ月ごとにメジャーリリースを行います。各リリースには、新機能、パフォーマンスの改善、バグ修正などが含まれます。リリースプロセスは、ベータ版、リリース候補版(RC)を経て、最終的な安定版がリリースされます。このコミットは、その最終的な安定版のリリースをマークするものです。
技術的詳細
このコミットの技術的な本質は、バージョン管理システムにおける「タグ付け」操作です。具体的には、Go 1.3のリリースに対応するコミットハッシュ 9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4
に対して、go1.3
と release
という2つのタグを関連付けています。
差分を見ると、変更は単一のファイル .hgtags
に対して行われています。
このファイルはMercurialのタグ情報を格納するためのものであり、GoプロジェクトがGitに移行した後も、過去のリリース履歴を保持するため、あるいはMercurialとの互換性を維持するために使用されていた可能性があります。
追加された行は以下の通りです。
9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 go1.3
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これは、コミットハッシュ 9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4
が go1.3
という名前のタグと、汎用的な release
という名前のタグの両方に関連付けられたことを意味します。release
タグは、常に最新の安定版リリースを指すように更新されることが多いです。
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は、以前の release
タグが指していたコミットハッシュ 9c4fdd8369ca4483fbed1cb8e67f02643ca10f79
が、Go 1.3のリリースに伴い、新しいコミットハッシュに更新されたことを示しています。これは、release
タグが常に最新の安定版を指すという慣習に従ったものです。
このコミット自体はGo言語のコードベースに直接的な機能変更を加えるものではなく、プロジェクトのバージョン管理とリリース管理のプロセスの一部です。
コアとなるコードの変更箇所
変更は単一のファイル .hgtags
に限定されています。
--- a/.hgtags
+++ b/.hgtags
@@ -126,8 +126,9 @@ b3d5a20b070a92da2458c5788694d1359b353f4a go1.2rc5
87dea3f5ebe7510998c84dbeeec89382b7d42f9c go1.2
0ddbdc3c7ce27e66508fe58ab81ff29324786026 go1.2.1
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コアとなるコードの解説
この変更は、.hgtags
ファイルに2行を追加し、1行を削除しています。
-
追加された行:
9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 go1.3
: これは、Go 1.3のリリースに対応するコミットハッシュ9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4
にgo1.3
というタグを関連付けています。これにより、この特定のコミットがGo 1.3の公式リリースであることを明示します。9895f9e36435468d503eaa74ee217f28d5e28dd4 release
: 同じコミットハッシュにrelease
という汎用的なタグも関連付けています。このrelease
タグは、通常、プロジェクトの最新の安定版リリースを指すために使用されます。
-
削除された行:
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: 以前のrelease
タグが指していたコミットハッシュ9c4fdd8369ca4483fbed1cb8e67f02643ca10f79
を削除しています。これは、release
タグのポインタをGo 1.3のコミットに更新するためです。
この変更は、Goプロジェクトのバージョン管理戦略の一部であり、特定のリリースバージョンを明確に識別し、追跡可能にするために不可欠です。
関連リンク
- Go 1.3 リリースノート: Go 1.3で導入された新機能や変更点の詳細については、公式リリースノートを参照してください。
- Go Code Review (CL): このコミットに関連するGoのコードレビューシステム上の変更リスト。
参考にした情報源リンク
- https://go.dev/doc/go1.3
- https://golang.org/cl/107200043
- Git Documentation on Tags: https://git-scm.com/book/en/v2/Git-Basics-Tagging
- Mercurial Documentation on Tags: https://www.mercurial-scm.org/wiki/Tag
- Go Blog - Go 1.3 is released: https://go.dev/blog/go1.3