ORD 9: 鍋石にある伊勢神社を観察する

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伊勢神社は茂った木、線路によって外部からまったく見えない位置にある。案内なども特に見かけない。鬱蒼とした森の中でも道の手入れがよくされているので、地区の人々には親しまれているように見える。高台にあって、木々で遮られていなければ、田園の一帯を見晴らせるだろう。

image 行き方。Google Mapの地図を改変して作成した

階段を登り鳥居正面、社殿へ向かって歩く。階段はブロックの上にコンクリートを流したものだが接着していなくてガタガタになっている。

image 2023-12撮影。階段下から社殿方向を見る

撮影したのが年末だったため、新年のための縄がかけられているようだ。1年の中でレアな状態といえるだろう。

image 2023-12撮影。鳥居から社殿方向を見る

手書きチックな文字が、ローカル感を感じさせる。鳥居の前には階段がある。

image 2024-08撮影。社殿から鳥居方向を見る。撮った時期が違うので、鳥居にかけられた縄はない

鳥居の先は藪になっていて、さらにそのさきには見えないが、鉄道の築堤がある。周囲には苔むした大岩が無造作に転がっていて、特有の地質を感じさせる

image 鳥居の先の小さな平場にささやかな社殿がある

周囲は高い木々が密集していて、薄暗い。神秘的な雰囲気がある。

image 社殿を近くから見る

社殿の前の石碑には新築記念 昭和52年 7月 とある。石碑の近くには日光が差し込んでいて、周囲の木陰との明るさの違いがかなりあるのがわかる。木立によって、衛星写真からも確認できない。