KDOC 58: 仕事でやるのが一番早い
仕事で最近、Go言語のAPIサーバをひとりで書いている。ここ1年、プライベートではほぼGoを使ってきたが、あまりWebまわりはやってこなかったので、慌てて勉強しつつやっている。書き方がわからないところは会社やオープンソースのコードを見たりしている。
仕事で堂々と時間をかけられるのと、なんとかしないといけない緊張感によって、学びが早く進んでいる実感がある。プライベートでの学習もより進んでいる。ずっと理解する速度は高いように見える。
自分のモチベーションだけで完結するような内発的活動として何かをやることは美しい。理想的に見える。しかし、上達する方法としてはベストではないようだ。仕事になると時間制限の中で集中せざるをえないし、出力を強制される。出力しないといけないので、学ぶときもより深く理解しようとする。自分が内発的活動にこだわっているとき、単なる自信のなさではないか、失敗を恐れていないか、と自問するのがよいだろう。
ということで今できなくてやりたいことがあるなら、それを仕事にするのが結局のところ一番早い。多少ハッタリをきかせて、背伸びしないといけない状況を作りだせるのもスキルの1つだろう。
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