KDOC 85: 元気に動くUnix on PDP-7を見て連綿と続く歴史を感じた
この文書のステータス
- 作成
- 2024-02-10 貴島
- レビュー
- 2024-02-12 貴島
概要
PDP-7は、Unixが最初に動いたコンピュータであるという。そのPDP-7でUnixバージョン0が動作する動画を見た。
テレタイプライター(TTY)がトトトトとコマンドと実行結果を印字していく。印字された部分は、Unixだけあって、現代のシェルコマンドとほとんど変わらないキーワードを観察できる。
- プロンプト
- date
- ls
- cat
- stat
- パーミッションの文字 LWRWR
化石のようなハードウェアから印字される内容は見慣れたインターフェースである。タイムスリップしてきたかのような不思議な感じがする。入力まわりはテレタイプ時代からの用語が多い(キャリッジリターンとか、TTYとか)のを思い出した。こういう具合に綿々と歴史がつながってきたのを感じた。
関連
- 参照: Internets of interest #14: UNIX v0 | Dave Cheney。で紹介されていた
- 類推: KDOC 74: The input device is not a TTYを理解する。TTYつながりの話題