KDOC 130: アセンブラの手っ取り早い学び方

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  • 作成
    • 2024-03-24 貴島
  • レビュー
    • 2024-04-27 貴島

学び方

アセンブリを学ぶ。以前分厚い『独習アセンブリ』を読んだけど、あまり腑に落ちない状態でそのままになっていた。そのときはあまり楽しいと思えなくて、その後が続かなかった。最近読んだ本がいい感じに楽しめたので、その流れを書いておく。

  1. 命令セットを決める

    RISC-Vがシンプルでとっつきやすいとのこと。

  2. シンプルなコードを書く

    できるだけシンプルに、知りたい部分にフォーカスしたコードを書く。ポインタについて知りたいならポインタだけを書いているコードとか。

  3. Compiler Explorerでアセンブリに変換する

    コンパイルターゲットをRISC-V向けにすること。

  4. C言語に対応している部分を比較する

    Compiler ExplorerがC言語に対応するアセンブリを色分けしてくれるので読みやすい。少し変えてみてどうなるか見る。

アセンブリをガリガリ書いて実行していくというよりは、C言語と比較してみるのが面白いと感じた。アセンブリで実際に何か動くものを作れたら一番いいが、最初に高望みすると挫折する。取っ掛かりとしては作るのを目的にするより内部の仕組みを観察する道具として捉えるのがよさそう。

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