KDOC 193: 共通言語として役立つプログラミング言語
この文書のステータス
- 作成
- 2024-06-23 貴島
- レビュー
- 2024-06-30 貴島
概要
KDOC 190: 『Rubyのしくみ Ruby Under a Microscope』で、感銘を受けた。あたりまえに使うクラス、ハッシュ、ブロック…などが、どうやって実装されているかについてバーチャルマシン命令レベルで解説している。時間をかけて咀嚼し、腑に落ちる感じがあった。
Rubyに取り組んだ経験がなかったら、この感動は得られなかっただろう。プログラミング言語には、単に実装のためだけでなく、先人の知見を学ぶ共通言語として役立つ面がある。特定の領域知識は、プログラミング言語によって偏って存在している。もしX言語しかやらない、と決め打ちしていたら、機会損失する可能性がある。
関連
- KDOC 179: 『ハロー“Hello, World” OSと標準ライブラリのシゴトとしくみ』でも、別の実装を見て比較してみる重要性が説かれていた
- KDOC 190: 『Rubyのしくみ Ruby Under a Microscope』を読んでいて考えたこと