KDOC 291: 必要な部分だけコンパイルして両方得るJITコンパイル
この文書のステータス
- 作成
- 2024-11-16 貴島
- レビュー
- 2024-11-19 貴島
概要
JVMでは実行時に必要な部分だけを機械語にコンパイル(JITコンパイル)して、コンパイル速度と実行速度の両方を得ているという。コンパイル速度の面で、事前コンパイルに勝る。
- Javaコンパイラは、JVMに渡すバイトコード(中間形式、仮想マシンの機械語)にまず「コンパイル」する。
- JVMはバイトコードを解釈して処理もできるのでインタプリタでもある。あるいはバイトコードからさらに「コンパイル」して実際のCPU向けの機械語にできる。そのとき、必要な部分だけを機械語にコンパイルして実行速度を高速化できる
関連
- KDOC 290: なぜJITコンパイルが必要なのか?。調べるきっかけになった疑問