KDOC 313: CPUのビット数はレジスタのサイズである
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- 作成
- 2024-11-27 貴島
- レビュー
- 2024-11-30 貴島
概要
「32bit CPU」とか「64bit CPU」という。これはレジスタのサイズである。そしてCPUが1度に表現できる状態の数が、扱えるメモリの数となる。32bit CPUではメモリ数が4GBに制限されている。CPUが表現できる状態の数が増えれば、指定できる番地が増える。
番地が増えるのにあわせて、ソフトウェアのポインタサイズの大きさも決まる。32bit CPUむけのソフトウェアではポインタ型のサイズは4バイトであり、64bit CPUむけのソフトウェアであれば8バイトである。
関連
- KDOC 293: 『超例解Linuxカーネルプログラミング』。で32bit/64bit CPUに起因するバグについて知ったのがきっかけ