KDOC 322: 『模倣と独立』
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- 作成
- 2024-12-15 貴島
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概要
『模倣と独立』は夏目漱石の東大での講演を書き起こしたもの。
メモ
- 偏屈な人はやっかいに見えるが、内的なものから出た行動である。自らの意志から貫く行動はインデペンデントである。自らの基準を持ち、周囲に関係なくそれを通そうとしている
- 奇人は、自分がやりたいと思ったことを突き通せる人である可能性がある
- ありのままを表現すればいい。経過を何も隠さずに描き得たのなら…償いとなる。たとえ社会通念に反したものであろうとも、自覚的であれば
- 「先輩が今まで踏んできた経路を辿らなければ、達せられないような感じがする」
- 「人と一緒になって人のあとにくっついていく人よりも、自分から何かしたい、こういうほうが今の日本の状況からいえば大切だろう」
- 「古来は中国、当世では西洋のものまねをしてきた。そろそろ模倣でなく日本オリジナルのものをやっていいのではないか」
関連
なし。