KDOC 344: 失敗の対価を認識する
この文書のステータス
- 作成
- 2025-04-28 貴島
- レビュー
- 2025-05-02 貴島
概要
SF少年漫画『ワールドトリガー』246話で、成果に関する面白い考察があったのでメモした。
- 実力とは
- ただの「結果」<実力 = 結果>
- 結果にプラスの影響を及ぼす能力
- チームとしての結果に貢献する方法はいくつかある
- 実力はいずれ結果に現れる。実力がほしければ結果を出すしかない
- 直面した状況下で結果をどれだけ最善に近づけられるかで実力が試される
- 目標に期限がない場合、失敗を正しく認識できない場合がある
- 人は失ったものを確認することで失敗を認識できる
- 費やしてきた時間/労力/資金/信用/評価を失ったと自覚することで目標達成の失敗を認識できる
- 期限を決めなければ、成功/失敗判定を無限に先送りできる
- 期限を決めないということは、失われる時間を無視するということ。失ったことを認識しないと現実的な反省や改善はできない
- 目の前の問題や自分の能力の足りなさを先送りにする「余裕」があるかないか
- 余裕あり: 才能も時間も足りないけど正攻法で努力する
- 余裕なし: それでもなんとか勝ち筋を作らなければ
- 自分を変えてくれる「何か」は存在しない。何かを探している間に競争相手は普通の鍛錬を積んでいる。
- 現実から目を逸してあやふやな飛躍の可能性に期待し続けるのは、典型的な足踏み
- 他人のやり方は真似できない
- 人はそれぞれ条件が異なる。表面を真似できても中身まで真似られない
- 足踏みに陥る人は、本人の認識よりも高すぎる壁に挑んでいる場合が多い
- 自分が登れる小さいステップに刻んでいく。それを努力という
- 自分が本物の無能だってわかるのが怖いから、手前の才能とか頭の良さで負けようとする
- ゴールではなくベストスコアを目指せ
- ゴールは叶えたい夢やなりたい自分
- ゴールは進む方角を決めるためにある。必ずしも到達しなくてもいい。途中で変わってもいいし、道もいろいろあっていい
- スタート地点からどれだけゴールに「近づけたか」、自分の意思でどれだけ進めたか、を人生の楽しみとする
関連
- KDOC 219: 腕立て腹筋は難しいことを認識しなければならない。難しいことに対してステップを作って対応することが共通している