KDOC 365: toolchainを実際に試す

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Go言語のtoolchainで指定バージョンがダウンロードされるのを試す。

Listing 1: go.mod

module playground/at-2025-05-03-083600

go 1.21.1

toolchain go1.23.1

Listing 2: 実行に使うGoのバージョンが古くないと試せないので、少し古めのGoバージョンの環境を用意する(現時点の最新はgo1.24.2)。

docker run --rm -it -v $PWD:/work -w /work golang:1.21 /bin/sh
# このイメージでは、デフォルトでGOTOOLCHAINがlocalになっている
$ go env GOTOOLCHAIN
local

Listing 3: GOTOOLCHAINがlocalだと、go.modに書いてあるバージョンは無視され、ローカルのGoのバージョンが使われる

$ go version
go version go1.21.13 linux/amd64

Listing 4: GOTOOLCHAINをautoにすると、toolchainで指定したバージョンがインストールされた

$ GOTOOLCHAIN=auto
$ go version
go: downloading go1.23.1 (linux/amd64)
go version go1.23.1 linux/amd64

Listing 5: go.modでgoディレクティブのバージョンを新しくすると、1.24.1がインストールされた

module playground/at-2025-05-03-083600

go 1.24.1

toolchain go1.22.1