KDOC 471: 『マスタリングTCP/IP』

この文書のステータス

  • 作成
    • 2025-10-15 貴島
  • レビュー
    • 2025-10-31 貴島

概要

『マスタリングTCP/IP 入門編』は、ネットワークについて解説する本である。TCP/IPに限らずネットワークについて幅広く解説する。

メモ

  • (疑問)ネームサーバとDNSサーバの違いはなにか
  • ドメインの階層ごとにネームサーバーが配置される(p272)
  • 8.8.8.8 は地域ごとにつながる。電話機の110番のようなもの。同じIPアドレスが複数のサーバに設定される(p320)
  • トランスポート層はトランス「ポート」。ポートを指定する役割を持つ(p333)
  • TCPのシーケンス番号は乱数で決められる(p393)
    • (疑問)なぜか
  • webブラウザなどでは、複数のTCPコネクションを同時に確立して通信してスループットを高めている(p402)
  • ルーティングプロトコルはすべてのルーターの情報を正しくするためにある(p439)
  • TCP接続には向きがある。どちらが接続を開始するか(p454)
  • SMTPのコマンドをTelnetでためす(p470)
  • SMTPとPOPで分かれている理由(p472)
    • メールサーバは24時間立ち上げておかないといけないので、クライアントとは別になる
    • メールサーバとクライアント用のプロトコルが必要になる
    • SMTPはメールを受け取る側から要求を出せない。送信側だけ
    • POPは受信用プロトコル
  • WWWの情報を画面に表示するソフトウェアをWebブラウザという(p477)
    • HTMLを描画する、ではない。WWWの位置づけがよくわからないな
  • WWWの3つの定義(p479)
    • 情報へのアクセス手段と位置の定義(URI)
    • 情報の表現フォーマットの定義(HTML)
    • 情報の転送(HTTP)
  • URLはインターネットの資源の場所を表す俗称。URIはインターネットの資源に限らずあらゆる資源を識別する識別子(p479)
  • 共通鍵暗号方式は処理速度が早いが鍵の管理が困難、公開鍵暗号方式は鍵の管理はしやすいが処理速度が遅い、という特徴がある。TLSは両者の欠点を補い利点を活かすために両者を使う方法をとる(p548)

関連

なし。