KDOC 490: 301と302/307のキャッシュ動作の違い

この文書のステータス

  • 作成
    • 2025-12-06 貴島
  • レビュー
    • <署名>

概要

HTTPステータスコードの301と302/307は、どれもリダイレクトということで似ているのだが、ブラウザでキャッシュの扱いに違いがある。

301は恒久的リダイレクトで、キャッシュできる、とHTTPの仕様で言及されている。

A 301 response is heuristically cacheable; i.e., unless otherwise indicated by the method definition or explicit cache controls (see Section 4.2.2 of [CACHING]). RFC 9110: HTTP Semantics

302/307は一時的リダイレクトなので、キャッシュについては言及していないように見える。じっさいの動作から考えて、毎回リダイレクト判断するのだろう。

関連

なし。