KDOC 61: 競争と認識することでモチベーションを上げる

世間の人は異性関係でなぜあんなにモチベーションを保ち、うまくやるのだろうと考えてきた。そりゃ女の子と付き合いたいけれども、クリスマス、花火大会などイベント期間の周辺だけであって、実行に移すことは多くなかった。アプローチは疲れて長続きしない。ある程度仲良くはなるけれども、それ以上の関係になるモチベーションがなかったし、どうすればいいのかもわからなかった。

能力というよりは、モチベーションの問題に見える。うまくやろうと考えるなら、何度か失敗してでもやるだろうからだ。車の運転をするのに才能は必要ない。やるか、やらないかだ。異性関係はそういう種類のものに見える。

モチベーションを上げるにはどうすればいいのだろうか。2つありそうだ。まず1つ目は、幸福そうなモデルケースを、近くで知ることだ。考えてみると、共通の知人が付き合っているケースを見たことがなかった。そのような関係性が望ましいと感じるのに加えて自分も努力次第でそうした関係を構築できるのだ、と認識できるだろう。

2つ目は、競争と認識することだ。異性も有限な資源であって、時間をかけていると他人に取られてしまうことを考えると、自分の内発的なモチベーションを超えてどうにかしないといけない。性急にことを進めないといけないのは、うかうかしてると人に取られてしまうからだ。そう認識してなんとか、身なりや行動に気を遣って、うまくいく可能性を高めようとする。あるいは試行回数を増やす。2度とああいう体験しないように努力する可能性が高い。

普通の人生を歩んでいれば、そういうことを10代の頃に経験して、失敗や成功を合わせて普通の大人になっていくのだろう。

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