KDOC 89: コアダンプの語源を知る
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- 作成
- 2024-02-10 貴島
- レビュー
- 2024-02-17 貴島
語源
コアダンプは、ある時点で使用中のメモリ内容をそのまま記録することである。コアには語源がある。昔コンピュータのメインメモリはフェライト コア でできていて、そこに保存してある情報をダンプ(放出する)するので「コアダンプ」と呼ばれていた。磁気コアメモリから半導体メモリに移行した今でも、言葉だけが残っている。
歴史的背景を知ってみると、そんなことかという感じがした。
関連
- 参照: 詳解UNIXプログラミング[第3版]。に書かれていた
- 参照: フェライトコア - Wikipedia
- 参照: 磁気コアメモリ - Wikipedia
- 参照: 50年以上前のコンピューター黎明期を支えた「磁気コアメモリ」とは? - GIGAZINE
- 類推: KDOC 85: 元気に動くUnix on PDP-7を見て連綿と続く歴史を感じた。コンピュータの博物学つながり