KDOC 103: ゆるいインターネット断ちのやり方
この文書のステータス
- 作成
- 2024-02-24 貴島
- レビュー
- 2024-03-17 貴島
概要
ゆるくインターネット断ちをするようになって、2週間ほどになる。家ではずっとラップトップの前に張り付いているが、インターネットに邪魔されることがなくなった。集中できるのと、なんとなく気分が良く感じる。
プライベートで使うラップトップはフィルタリングを設定し、グーグル検索1・GitHub・YouTube・Netflix・ニュースサイト・Twitterといった注意を逸らすサイトを片っ端からアクセス禁止するようにした。もちろん禁止設定は自分で戻せるのだが、これらは手の癖で見に行くので、すぐに行けないようにするだけで抜群の効果があった。
なぜ難しいか
インターネット断ちは、実行するのが難しく感じる。それは、ポール・グレアムが「気晴らしを断ち切る」で言っているように、生きていくうえで完全に断つことが難しいからだ。自分も以前何回か試して失敗してきた。
ポール・グレアムのエッセイで言っているような感じで、以前オフラインだけのマシンとオンラインのマシンを分ける、というのをやってみたが、あまりうまくいかなかった。GitHubへのpushやDocker pullすらできないと、開発に困った。すぐ設定解除するようになって、永遠に戻さなくなってしまった。必要でないものだけを遮断できなければならない。
また、ブラウザのプラグインで禁止を設定した時期もあるのだが、バージョン管理しにくいのとブラウザを変えたりシークレットウィンドウで回避するようになってしまった。結局あまり効果がなかった。意思が弱い。根本から押さえなければならない。
ということで、遮断に必要な条件はこうだ↓。
- 特定のドメインだけを遮断できる
- ネットワークレベルで遮断して抜け道をなくしたい
これらの条件を満たすために、プロキシサーバによるフィルタリングを設定してとても効果があった。Squidはおすすめ。
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