KDOC 116: コードを過大評価していた
この文書のステータス
- 作成
- 2024-03-02 貴島
- レビュー
- 2024-03-24 貴島
概要
LinuxやEmacsなどの巨大なオープンソースのコードに憧れを持ってきた。時間をかけて読めばコンピュータをすべて理解できる、と考えてきた。「今はまだわからないが、コードを読む技能がつけば、読めるようになるだろう」と考えていた。それからしばらく経ったが、そうはなっていない。今コードを見ても何も理解できない。背景知識がないと絶対にわからないことを最近になって理解した。コードは表現方法にすぎない。表現しようとしている根本のアイデアを知らなければ理解できない。コードを理解できず頭の悪さを嘆いたり諦めたりしてきた。しかしその前にやるべきこと、できることはいくらでもある。
関連
抽象。
- 書かれたものは表現にすぎず、表そうとしている根本のアイデアを知らなければ読んでも理解できない
関連。
- 類似: KDOC 26: 深く知る。成果物だけを見ても、作り手の背景知識は復元できない点で共通する
- 類似: KDOC 87: なぜRFCの内容を理解できないのか。読めない原因が、読む技能でなく前提となる知識の不足にある点で共通する
- 動機: KDOC 110: やりたいことに共通することを考える。「やりたいこと」から「すでにやっていること」に進歩させるために、どうしたらいいか考えた