KDOC 157: 今のメモで足りないこと
この文書のステータス
- 作成
- 2024-05-03 貴島
- レビュー
- 2024-05-09 貴島
概要
KDOC 36: 『TAKE NOTES!』で読んだツェッテルカステンの方法は研究分野、特に本から知識を得る分野を前提としているように見える。いかに本から得るアイデアを自分のものとし、抽象化して組み合わせるか。そのために本をどう読むか、そしてメモするか、に多くの紙幅を割いている。
プログラムまわりはどうすればいいのだろう。研究とは違うし、本ではないこともある。が、やることに違いはなさそうだ。入力をいかに自分の血肉として理解を深め、応用できるようにすること。
何度も強調されていたのは単なる保存したいことのメモではない、ということだ。議論を深めるものでなくてはならない。KDOC 42: EbitenUIで動的に画像を書き換えるやKDOC 83: CORSを確認するは完全にやり方のメモだが、これは正しいのだろうか。単なる事実をメモしているだけに見える。あまり見返すこともなかった。ただ書くことで、何もしないよりは理解できた。間違いではない。
一歩進むためには、「なぜか」と問いを立ててさらにメモを書くとよさそうだ。
関連
- KDOC 36: 『TAKE NOTES!』。考えの元になった本
- KDOC 42: EbitenUIで動的に画像を書き換える。やり方のメモの例
- KDOC 83: CORSを確認する。やり方のメモの例