KDOC 249: 消防博物館を観察する
この文書のステータス
- 作成
- 2024-09-24 貴島
- レビュー
- 2024-10-05 貴島
メモ
映像と模型のステージは完成度が高い。事実、多くの人がそのステージの前に足を止め、誰も話すことなく、見入っていた。老若男女で、人だかりとなっていた。もう一度見たいとさえ考える。これはなぜなのだろう。
- 音声・音響的観点
- 感情を込めてまくしたてる火災通報者
- 通報者とは逆に、全く平然と、淡々と必要な情報を通報者に問う通信指令員
- 模型ステージ上の別スピーカーから常に聞こえる悲痛な子どもの鳴き声やサイレン
- 模型ステージ
- 模型によって、複数の関係者を俯瞰でき、起こっている出来事を多面的に理解しやすい
- 投影によって、模型上に火災の効果が表現されている
その他。
- その場で色塗りした救急車画像をスキャンして、大画面に投影された地図に走らせるコーナーが面白い。色塗りして遊ぶ子どもと、まわりでそれを足を止めて見守る数人の大人たち(遊ぶ子どもと関係ない)がいた。子どもがどう遊んでいるかを、自然と眺められる
- ビル内のエレベーターの開閉速度が明らかに早い。ビル内の複数のフロアは、実際に業務が行われているフロアである。1秒を争うことがあるために、こういう仕様になっているのだろう。博物館は、エレベーターから始まっているのだ。
- 1階には出動を待つ現実の消防車が停車している。さすが大都会といえる台数並ぶここも、見どころの1つである
関連
なし。