KDOC 292: 古代オリエント博物館を観察する

この文書のステータス

  • 作成
    • 2024-11-16 貴島
  • レビュー
    • 2024-11-19 貴島

概要

古代オリエント博物館は豊島区東池袋にある博物館である。古代オリエントを展示・解説している。

メモ

  • SNSに画像とともに投稿することを許していて、投稿の例まで掲載されていた。むしろ自分の見方で解釈して、SNSで広めてくれという明確な意図を感じた
  • 大量の物品がある。壺、用途不明の陶器、槍や斧の刃先、ガラス、装飾品、カーペット。テーマごとに物品が分類されていて、解説がついている。解説を読むと、辺りに展示してあるものの用途がわかる
  • 展示品は陶器が多くを占めた
  • 解説の文章量が最低限に絞られているのが良い。文章に圧倒されたりしない。その分物品を見て、想像する
  • 広々している。人と距離がとれるので、快適である。人が会話していても気にならない。周辺の商業地に来たついでのような、紙袋を持ったテンションの高い人が多くいた
  • 前提となる陶器や鉱物の説明があってなるほどとなった
  • 陶器をさわって焼き方や仕上げの違いを体験できるコーナーがあった。問いと陶器が置いてある。答えは隠されていて、めくると答えを読める。違いをすぐ理解できた
  • 展示品の中には用途不明なものもあった。明記されていて、想像するのが楽しい
  • 名品だけでなく下手くそであったり仕上げが雑なものもあって、当時の平均的な暮らしについて想像した。壺の美術館ではなく、古代オリエント博物館であるので、むしろ平均的なもののほうが望ましい

関連

なし。

Backlinks